データ基盤チームでソフトウェアエンジニアをしている橋口 (@matsudo840) です。
技術書典20が2026/04/12(日)に開催されます(オンライン開催は4/11-4/26)。
記念すべき20回目の技術書典ということで、エムスリーのエンジニア有志を募り、新刊『エムスリーテックブック9』を携えてサークル参加します!
エムスリーではギークでスマートなカルチャーを大切にしていますが、その中でも技術を楽しむギークさが際立つ1冊となっております。

オンラインでは4/11から、こちらからご購入いただけます!148ページで1000円と大変お得な内容となっています。 techbookfest.org
この記事では皆さんに新刊を手に取っていただけるように、各章の著者からおすすめポイントを紹介します。
- 技術書典とは
- 第1章 等間隔に線を引くだけで生成するペンローズタイリング
- 第2章 OCamlのはじめかた
- 第3章 Rustで作るPython型チェッカー
- 第4章 goroutineを作ってみる。Rustで
- 第5章 Rustで作るギター用デジタルエフェクター
- 第6章 つくって学ぶ JSON Web Token
- 第7章 AIは伝統パズル「箱入り娘」を解けるのか? 非エンジニアがGeminiと挑んだ8分間の奇跡
- 第8章 AIを活用して技術書を読む
- 第9章 老人Z80 — ESP32によるZ80 CPU介護ボード製作記
- まとめ
技術書典とは
技術書典は技術同人の集まりとして長年続くイベントです。 運営の皆様のご尽力と、多くの著者・読者の皆様が共に作り上げてきた、ギークの祭典。 毎年数千人が集まり、何百ものサークルが技術への愛と情熱を持ち寄る場には、読み切れないほど面白い本が並びます。 今回は記念すべき第20回。私たちも第6回から参加させていただいている1サークルとして、この節目を一緒に盛り上げられることを大変嬉しく思っています。 www.m3tech.blog
エムスリー執筆部もサークルとして盛り上げてまいります!それでは新刊の紹介をどうぞ!
第1章 等間隔に線を引くだけで生成するペンローズタイリング

【著者のコメント】 前回に引き続き、数学的タイリングについて書かせていただきました。等間隔に線を引くだけでペンローズタイリングを生成する方法とは? 筆者が最近得た結果もチラ見せしていますので、ぜひご覧ください!
第2章 OCamlのはじめかた

【著者のコメント】 今熱い(著者調べ)言語OCamlをはじめてみたい方にもそうでない方にもぜひ読んでいただきたい入門です。 課題としてトランプゲームのブラックジャックを設定し、極力実際の利用にも耐えるような構成を目指しました。 これを読めばOCamlで実際のアプリを作成できるようになるはずです。
第3章 Rustで作るPython型チェッカー

【著者のコメント】 AI・機械学習チームの北川(@kitagry)です。 本章はmypyの歴史からty/pyreflyまでの変遷とRustでミニPython型チェッカーを実装するところまで書いています。 自分でリテラル推論からTypeVar単一化までを実装します。 Pythonをセキュアに書きたい人からRustで何かを自作したい人までおすすめの章です!
第4章 goroutineを作ってみる。Rustで

【著者のコメント】 エンジニアリンググループ ゼネラルマネージャーの横本(@yokomotod)です。 「軽量」「何万個も作れる」「並行処理が簡単に書ける」…そんなgoroutineの裏側はどうなっているのか。 今回は過去にブログ公開したgoroutineランタイム自作をさらに発展させ、ネットワークI/O待ちなどにも対応して書籍化してみました。ブログを読んでいただいた方も是非手に取ってみて下さい!
第5章 Rustで作るギター用デジタルエフェクター

【著者のコメント】 デジスマチームの小島(@jiko_21)です。 本章はギター用デジタルエフェクタをRustで実装する方法について解説します。 オーバードライブ、ディレイ、エコーなど、それぞれの音響効果がどのようなものか、モデル化したうえで実装していきます。 ギターを弾いている人やエフェクターを使って音作りを楽しんでいる人におすすめの章です。
第6章 つくって学ぶ JSON Web Token

【著者のコメント】 リサーチプロダクトチームの佐藤(@riku929hr)です。 本章は、認証で用いられることの多いJWT(JSON Web Token)を自作し、その仕組みについて楽しく理解するものとなっています。 認証やJWTに興味のある人に特におすすめの章です!
第7章 AIは伝統パズル「箱入り娘」を解けるのか? 非エンジニアがGeminiと挑んだ8分間の奇跡

【著者のコメント】 マーケティング部門(非エンジニア)からの参加です。今回、AIにパズル「箱入り娘」を解くプログラムを作らせてみました。AIは教科書通りのロジックを組むことはできましたが、肝心のパズルは解けず……。しかし、人間がたった一言「ヒント」を与えたところ、見事に正解へと辿り着きました。 一体どんな言葉がAIを動かしたのか? ぜひ本編でその裏側をお読みいただけると幸いです。
第8章 AIを活用して技術書を読む

【著者のコメント】 分厚くて難しい技術書を読むときにAIと一緒に納得できるまで読み進めるために取り組んでいることを書きました。プロンプト付きです。
第9章 老人Z80 — ESP32によるZ80 CPU介護ボード製作記

【著者のコメント】 本章では、ESP32-S3のGPIOをフル活用し、Z80のアドレスバスを監視しながらメモリのフリをしてデータを流し込む、ソフトウェアによるエミュレーションの実装方法を解説します。 ジャンク屋でZ80 CPUを見つけて勢いで買ったはいいものの、動かすための回路を組むのは正直しんどい。そんな悩みへの解決策が「ESP32による介護」です。
まとめ
今週末から始まる技術書典、サンシャインシティのオフライン開催に参加される方は、ぜひエムスリーのスペース「く07」まで遊びに来てください! 技術が大好きな執筆メンバーがお待ちしております。ワイワイお話しましょう〜。
新刊・既刊を合わせ、技術書典オンラインマーケットでも頒布しております。