エムスリーテックブログ

エムスリー(m3)のエンジニア・開発メンバーによる技術ブログです

エムスリー、まだまだインターンやってます(というか常にやってますw)。

こんにちは、エムスリー人事の我如古(がねこ)です。

ばんくしさんことVPoE河合さん(@vaaaaanquish)より、2023年夏のインターン開始宣言をして早いもので2ヶ月がたちました。今年の夏は暑い夏でしたね。皆さんはアツい夏のインターン体験ができたでしょうか?

エムスリーでは秋冬のインターンも募集しますので、ご案内させていただきます。 (実はタイトルの通り常に募集しているため、むしろいつでもウェルカムだったりします!)

秋の写真です(東大本郷キャンパス、安田講堂前のイチョウ並木)

エムスリー秋冬のインターン

エムスリーでは“夏のインターン”の宣言後、続々とインターン希望される方が集まりました。皆さんも様々な夏のインターンを経験され、「次はどうしようかな」と思っているところでしょうか。 エムスリーでは通年でインターン募集をしています。夏のインターン後はエムスリーの秋冬のインターンが待ってます。やっていきましょう!

インターン募集要項

募集しているインターンの職種は以下のとおりです。

インターン就業条件

エムスリーのインターンは以下の条件で就業いただけます。 通年募集のため都合よいタイミング&リモートでの実施が可能ですので、学業やプライベートの合間に「ちょうどよくできる」インターンです。

  • 開始時期:学業の都合に合わせて調整可能
  • 実施期間:2週間~
  • 就業方法:リモート可
  • 時給:2,500円(交通費含)※ 2週間 8H×10営業日就業した場合 200,000円

フルオーダーメイド形式のインターン

エムスリーのインターンは、できる限りの就業体験をしてもらうべく『フルオーダーメイド方式』で実施しています。 開発における趣味嗜好や研究の方向性、好きな開発スタイル、プロダクト、プログラミング言語などを聞き、一緒に配属先や開発内容のプランを立てる形式です。

ご自身の強み、関心のある領域で就業してもらうことで、インターン期間のやりがいや成果を最大化することができますので、満足度の高いインターンを経験できると思います。

多様な技術から関心エリアのマッチングが可能

実務を通してベンチャーの技術開発スピード感を経験

エムスリーではエンジニア約100名が在籍し、多数のプロダクトを開発しています。各プロダクト開発チームはエンジニア平均5人程のスモールチームで組成しており、裁量・スピードともにベンチャー的な開発を行っています。 そのため、大企業の開発資本の上で、スモールチームで素早く開発し、よりインパクトの大きな事業価値を生み出す開発チームを体験できます。

デジスマ開発チームの爆速開発サイクルの例

また、「期間中にアウトプットを残せるだろうか?」「リモートで不安」といったイメージを持たれる方もいると思いますが、期間中はインターン生の伴走者として一人ひとりにメンターがつきます。強みも弱みも把握してのフィードバックは期間中に成功体験を得る上で強力なサポートになります。 ぜひインターンを通して、成果を出すためのプロセスやチーム力も体感してもらいたいです!

過去のインターン体験記

過去の記事でもエムスリーのインターンの特徴や参加プロセス、参加者の記事を記載しています。実務以外でもOSSや論文などの形で実績が公開されているなど、多様な活躍の幅がありますので是非見てみて下さい!

おわりに

本記事では、エムスリーのインターンについてご紹介させていただきました。 これからくる秋冬の季節に立ち向かうための開発体験やギークでユニークな文化を経験できるエムスリーのインターンをぜひ体感していただきたいです。 

大事なことなので2度書きますが、現在募集しているインターンの職種は以下のとおりです。各リンクよりご応募下さい。

インターン募集要項

We are hiring !!

エムスリーではインターン採用とともに中途採用も絶賛積極採用中です。 「ちょっと話を聞いてみたいかも」といった方も是非ご連絡下さい! jobs.m3.com

iOSDC Japan 2023・DroidKaigi 2023 参加レポート

こんにちは、マルチデバイスチームの小林(@bakobox)とデジスマチームの荒谷(@_a_akira)です。

エムスリーは、iOSDC Japan 2023はゴールドスポンサー、DroidKaigi 2023ではサポーターとして協賛させていただきました。 小林はiOSDC・DroidKaigi両方、荒谷はDroidKaigiにオフライン参加しましたので、それぞれのレポートをしていきたいと思います。

続きを読む

テーブルを一個追加するたびにGRANT文書かないといけないの、やめられます

WebシステムがPostgreSQLにアクセスするときのDBロールはどうしていますか? postgres みたいな全能ロールをそのまま使う⋯⋯ でも動くシステムにはできるんですが、仮にアプリサーバ側の脆弱性を突かれたときに即DBの全権限まで危険にさらされる構成はインターネットにさらす本番システムではやりにくく、SELECT/INSERT/UPDATE/DELET権限だけ付けたデータアクセス専用のロールを作ってこれを使うのが一般的かと思います。 すると手間になってくるのがテーブルを追加したときにGRANTが必要なことですし、それをうっかり忘れて本番リリース後に権限エラー発生みたいな事故も起こりえます。

本日も超小物のお題をお送りします、エムスリーエンジニアリンググループ、Unit1(製薬企業向けプラットフォームチーム)三浦(@yuba@reax.work) [記事一覧 ]です。

続きを読む

DICOMを使いこなして医療画像を扱う

こんにちは、AI・機械学習チームの浮田 (id:uKita) です。今回は、医療画像においてスタンダードとなっているDICOMという規格について紹介します。

私たちのチームでは臨床現場で活用できるAIの開発に取り組んでおり、様々な医療画像を扱っています。中でもX線やCTなどの放射線画像ではDICOMという形式がメジャーですが、DICOMは以下の理由からソフトウェアエンジニアやデータサイエンティストにとっては少し扱いにくいと思っています。

  1. 公式の仕様がかなり長くてとっつきにくい
  2. 分かりやすいサイトや書籍がほとんどない
  3. 規格の自由度が大きく、カスタムタグに多くの情報が含まれていることもある
  4. 画像規格と通信規格の両方がある

この記事では、DICOM初心者のソフトウェアエンジニア・データサイエンティスト向けに、Python上でのDICOM画像の基本的な扱い方を紹介します。

DICOM画像の例。左はX線、右はCTの1スライスの画像

続きを読む

ひな形からコードを書くときのコミット流儀

ひな形を元にしたコードファイルを立ち上げるような改修をする場合、その改修のピアレビューを求める場合は「○○ファイルを微変更して△△を立ち上げました」というフィーチャーブランチを立てることになるわけですが、これってレビュアーの立場で考えてみると負担ですよね。
そう、レビュー用の差分表示にはその元になった○○ファイルはまったく表示されませんので、レビュアーはその○○ファイルのどこに変更が加わっているのかまったく画面上わからないのです⋯⋯

今日は1分で読める小物の記事です。エムスリーエンジニアリンググループ、Unit1(製薬企業向けプラットフォームチーム)三浦(@yuba@reax.work) [記事一覧 ]です。

続きを読む

goのLambdaはコンテナイメージでよくない?

【Unit4 ブログリレー8日目】

こんにちは、エムスリーエンジニアリンググループの福林 (@fukubaya) です。 今日の記事は、タイトルのとおりgoのLambdaはコンテナイメージで管理するのがオススメって話です。

城島高原パーク(きじまこうげんパーク)は、大分県別府市の城島高原にある遊園地。本文には関係ありません。

  • go1.xランタイムのサポート終了
  • コンテナイメージにする利点
  • 起動時間は遅くならないの?
  • 構成
    • 処理本体
    • main.go
    • Dockerfile
      • 本番実行用イメージ
      • ローカル実行用イメージ
    • ローカルで実行
  • Lambdaの設定
  • まとめ
  • We are hiring!
続きを読む

DB をクラウド移行したらレコードが見えなくなった話

【Unit4 ブログリレー7日目】

こんにちは、エムスリーエンジニアリンググループの堺澤です。

エムスリーではクラウド移行(=脱オンプレ)の活動が盛んに行われています。

www.m3tech.blog

www.m3tech.blog

今回は私が担当していたサービスで DB をクラウド移行したときに起きた問題について紹介したいと思います。

本文に関係のない画像

  • 起きたこと
  • 原因
    • 子テーブルを利用する運用背景
    • トリガーが移行されなかった理由
  • 対応と今後
  • まとめ
  • We're hiring!
続きを読む