エムスリーテックブログ

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エムスリー(m3)のエンジニア・開発メンバーによる技術ブログです

VPoE 河合およびCTO 大垣が業務執行役員にW就任 〜AI時代最速の開発組織を目指して〜

はじめに

2026年3月1日、VPoE 河合俊典およびCTO 大垣慶介が新たに業務執行役員に就任し、それぞれ業務執行役員VPoEおよび業務執行役員CTOとなりました。

本記事では、Q&A形式で業務執行役員就任の背景と2人の魅力、これからのエムスリーエンジニアリンググループについてを包み隠さずお伝えします!

左から取締役CPO山崎、業務執行役員CTOの大垣、業務執行役員VPoE河合

  • はじめに
  • Q1. なぜ今2人が業務執行役員に?
  • Q2. “AI時代最速”とは、何の速度を最速化することか?
    • AIの民主化 => それぞれがプロダクト作りの主人公に
    • 意思決定をボトルネックにしないための組織変革
  • Q3. 新しい開発組織になって、現場の何が変わる?
  • Q4. 3年後、どんな状態なら成功?
    • 河合の目標
    • 大垣の目標
  • おわりに
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10日間のインターンでk8s Self-hosted Runnerを構築し社内のCI/CD基盤を新たに整備した話

はじめまして! 2026年の2月後半に10日間、エムスリーのAI・機械学習チームでインターンをしていた竜です。

この記事では、セルフホストされた社内のCI/CD基盤を新しく構築し、その上で弊チームにおいてデプロイ時間を約半分短縮した事例について紹介します。

合わせて、1人の学生の視点から見たエムスリーの雰囲気であったり良さを紹介できればと思います!

最終日に食べたランチ

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IP-KVM比較レビュー

IP-KVMの比較

はじめに

M3の岩佐(@bloody_snow)です。 最近は M3 Technologies にてM3グループ各社のエンジニアリング支援をメインで担当しています。エムスリーキャリア株式会社株式会社イーウェルで取締役を務めていますので、興味のある方はこれらの会社もよろしくお願いいたします。

最近はあまり物理サーバーを管理する時代ではなくなってきているようです。しかし、自宅サーバーやPCなどを複数台所有して管理している/したい人も一定数いると思っています。私もその部類の人間で、複数のマシンを管理する上でKVMスイッチやIP-KVMを用いています。せっかくなのでIP-KVMをレビューしてみようと思い筆をとりました。

  • はじめに
  • 注意
  • KVMスイッチとは?
  • IP-KVMとは?
  • 今回比較レビューする対象一覧
  • 比較まとめ
  • DIY PiKVM V2
  • NanoKVM Pro Desk Kit
  • JetKVM
  • まとめ
  • We are hiring!
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突撃!隣のClaude Code!!

AI・機械学習チームの髙橋です。 みなさま、コーディングライフいかがお過ごしでしょうか。

エムスリーでは、昨年初夏頃からエンジニアに対してClaude Codeの業務における無制限使用が解禁されています。 現在ではほぼすべてのエンジニアが普段からClaude Codeを利用し、AIレビューやチーム内でのプラグインによるSkill共有が進んでいます!

ということで今回は、以前の突撃! 隣のキーボード M3 2024 - エムスリーテックブログのスピンオフとして、エムスリーのエンジニアメンバーが実際に利用している便利なClaude Codeのカスタマイズを募集し、紹介します!

例のしゃもじ

前置き:Claude Codeのカスタマイズとは

Claude Codeではエージェントに対してユーザ・プロジェクト固有の指示や制約を与えることができます。 昨今はSkillsが特に話題となっていますが、この他にRulesやAgentsなどがあり用途に応じて使い分けることができます。

よく言われることではありますが、個別の機能やベストプラクティスについては変化が早いので公式の情報を追うのが良いです! code.claude.com

それではさっそく数々のエントリーを見ていきましょう。

  • 前置き:Claude Codeのカスタマイズとは
  • 部門1: エージェントプロファイル編
    • TDDでコードを書かせる
    • 誠実なAIであれ
    • 質問に対して作業で返さないで
    • 推測で仕様を語らないで
  • 部門2: 自動化・便利ツール編
    • cruft updateを自動でやってくれる君
    • TODO管理をClaudeにお任せ
    • "自分"風メールを生成する
  • 部門3: BigQuery編
    • BQの権限付与を判断するやつ
    • bqコマンドではなくBQ MCP Toolを使わせるようにキレて誘導する
  • まとめ
    • 1. CLAUDE.mdはシンプルに、詳細はSkillsに書く
    • 2. なにをやらせないかコントロールする
  • エムスリーテックブログの過去記事
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AAAI2026が開催中なので、エムスリー AI・機械学習チームの推し論文を勝手に紹介するぜ!

こんにちは。エンジニアリンググループのAI・機械学習チームに所属している鴨田 です。弊チームでは毎週1時間の技術共有会を実施しており、各自が担当するプロダクトの技術や、最近読んだ論文を紹介しています。今週はAAAI2026が開催されていることもあり、同学会の論文読み会となりました。1セッションにつき1名が担当し、各自が選定した論文の詳細について解説を行いました。本ブログではその一部として、セッションごとの「推し論文」を紹介します。

まだ読んでいない方は前回のICCV2025の輪読会ブログも是非ご覧になってください

www.m3tech.blog

nanobananaが生成した「マーライオンから機械学習系の論文が吐き出されている画像」

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λ kansai in Winter 2026 で運営をしてきました

去る 2026/1/17 に λ kansai in Winter 2026 というイベントの運営をしてきました。

今回から運営メンバーに加わり、また異なる立場でイベントを見てきたので参加記を残しておきます。

特に、今回からは 2 件の招待講演があり、内容もめちゃくちゃ面白かったのでぜひ紹介したいと思います。

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コードが欠けても動くアニメーション Quine を Ruby で作ってみる

エムスリーエンジニアリングG コンシューマチームの松原(@ma2ge)です。

弊社では M3 の文字をアスキーアートで出力する Quine が様々な言語で作られています。筆者も Ruby バージョンを作ることにしたのですが、ただ作るだけではちょっと物足りない。そこで今回は技術的なチャレンジとして、アニメーションしながらコードの一部が空白に置き換わっても自己修復して動く Quine に挑戦してみました。

コードの一部が空白で欠けていても動く Quine

本記事では、この「壊れても動く」Quine の仕組み、特に誤り訂正処理の実装にフォーカスしてどのような仕組みとなっているか明らかにしていきます。

※誤り訂正処理の理論的な詳細については本記事では扱いません。

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