こんにちは。エンジニアリンググループ QA チームの津向です。 エムスリーQAチームではチーム内交流として様々な取り組みを実施しております。
今回はその中のひとつである、QAライトニングトークについてご紹介させて頂きます。
ライトニングトークへの取り組み
QAチームでは以前からテックトークを実施していましたが、続けるうちに下記の課題を抱えるようになりました。
- 1人10〜15分枠の発表のため資料作成、準備に時間がかかり、重たい作業になっている
- 固い雰囲気のため発言者が限られ、いつも同じメンバーで議論することが多い
上記課題を解決しカジュアルな場を作ることができれば、参加者や発言が多くなると想定しm3でライトニングトークを試みました。
m3QAライトニングトークのルールと狙い
m3 QA チームライトニングトークを開催するにあたり、下記のルール設定をしました。
「気軽に発表できる」「多くのメンバーが発言できる」を解決の主軸とし、上記設定したことで下記メリットが出ることも期待しました。
- 短時間発表のため、心理的ハードルが低くなる
- 資料なしでもOKのため、準備に時間がかからない
- 要点のみの説明になるため、参加者にポイントが伝わりやすい
- 逐一質問、意見OK、飛び込みOKのため、カジュアルな雰囲気で実施できる
第1回実施してみた結果
第1回テーマは「QAで苦労した話」で行い、よく発言する方+有志で開催できました。
1人目:新システム開発時に旧システムで苦労したところを課題にしたら、QAが少し楽になった話
2人目:大人数が参加するPJになるほどプロセスやルール設定、説得のためのコミュニケーションコストが発生して苦労した話
3人目:普段不具合もなく、変更も発生していないレガシーシステム(仕様書なし)をクラウド移行するため、調査で苦労した話
4人目:普段テストしない方にテストしてもらうため、調整に苦労した話
初回で人が集まるか不安でしたが、多くの方のご協力を得て開催することが出来ました。 また、期待したメリットが充分あった上で、良かった点や課題を見つけることができました。
良かった点
- 有志で参加発表してくれる方がいた
- テックトークより発言してくれる方が多くいた
- チャットでも共感や意見をくれる人がいた
- 発表内容が実務ですぐに役に立ち、不具合検出に繋がった
課題
- 盛り上がった結果、時間がオーバーしてしまった
- 参加者に比べて発表者、発言者がまだ少ない
- テーマ設定が意外と難しい
上記改善のため、「開催時間に余裕を持たせる」「拝んで発表をお願いする」「身近なテーマを設定する」をした上で現在もライトニングトークを重ねております。
最後に
今回はQAライトニングトークを紹介させて頂きましたが、QAチームでは他にも自由参加でのテックトーク、交流会、輪読会、自動テスト勉強会など様々な取り組みを実施しております。 各取り組みはメンバーが自由に企画をして取り組んでおり、業務内で様々なことにチャレンジしています。
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