こんにちは! エムスリーエンジニアリンググループ QAチームの城本(@yuki_shiro_823)です。QAチームで「ちょっとしたTips共有会」をやってみたので紹介します。
経緯
当社のQAチームは組織横断のチームではありますが、普段は担当している事業の開発チームと一緒に仕事をしています。この体制は担当事業に詳しくなれるメリットはあるものの、QAエンジニア間でノウハウを共有したり困りごとを相談する機会が少ないという課題感がありました。そこで、2019年後半くらいから「QA座談会」という会を隔週で設け、主に悩み事や困ってることを相談する場をつくりました。 困ってることを解決する場はこの「QA座談会」でなんとかなっているのですが、出てくる話が困ったこと寄りになっており、もっと良いことも共有する場が欲しいなと思っていました。
そんなわけで、少し形を変えて「ちょっとしたTips共有会」をやってみることにしました。開催お知らせのSlackはこんな感じです。
ちょっとしたTips共有会でやったこと
チーム・個人を問わず、ちょっとした工夫や取り組んでいることをお互い教えあいましょう、という趣旨で進めてみました。なるべく多くのメンバーに参加してほしかったので、持ち寄るTipsは次のようにハードルを下げるようにしています。
- 小さなネタでOK
- 個人のことでもチームのことでもOK
進め方は、まず5分程度時間をとって紹介したいネタがある方に付箋に自由に書き込んでいってもらいます。今はリモートワーク中のため Google Jamboard を使いました。 だいたいの方が書き終わったら、書いた人にそのTipsの内容を詳しく紹介していってもらいます。
実際に出たネタ
テンションの上がるキーボードの話からチーム内での振り返りに関するTipsなど様々なTipsが出ました。 時間枠は30分で用意していたのですが、紹介まで含めると一度では終わりきらなかったので二度に分けて実施しました。
共有されたTipsの中で、個人的に気に入っているものを紹介します。
週1でQA振り返り実施 各自でGood、Trivialを記載しそれぞれ発言
「Good」の対になるのは「Bad」になるのでは、と思って紹介者の方に質問したところ、ささいなことでも共有して欲しいという意味を込めて意図的に「Trivial」にしたとのことでした。確かに「Bad」だと響きとしてもちょっと強い印象があるので、「Trivial」なのは良さそうです。
つまずいた仕様や手順についての一問一答メモ。3年続けたら開発チームにも展開できる資料になった
継続的な活動が力になっている素敵なTipsでした。自分が困ったところは他の人も困る可能性があるので、記録に残しておいて共有するのはチームにとってもプラスになる取り組みだと思います。
今後
色々なTipsやコメントがもらえていい情報共有の場になりました。以前もちょっと異なる形で共有会をやってみたところ、横展開でき社外発表につながる取り組みがチームメンバーから挙がったこともありましたので、今後も半年に一度くらいのペースで開催するつもりです。
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