エムスリーテックブログ

エムスリー(m3)のエンジニア・開発メンバーによる技術ブログです

PdMインターンを経て、エムスリーが推しになった話

初めまして! 2024年2-3月にエムスリーのデジスマチームで2か月弱PdMとしてインターンに参加しました杉本です。エムスリーにFY25新卒PdMとして入社することが決まっており、その前哨戦として取り組まさせていただきました。この記事では、私がインターン中に取り組んだこと、得た学びについて簡単にご共有できればと思います。

エムスリーへの入社を決めた理由

元々エムスリーのことは就活を始めるまで全く知りませんでした。就活で色々な企業を見ている中、たまたま参加したエムスリーの2 daysインターンシップで、エムスリーという会社の業績のすさまじさや、社員方の優秀さに惹かれ、新卒募集に応募したことが今回のご縁のきっかけです。もともとはコンサルティングなどがメインのビジネス職での応募だったのですが、面接の中で私がフィットしている職種はPdMなのではないかというフィードバックを受け、無事内定をいただき今に至ります。

エムスリーへの入社を決めた理由はいくつかあるのですが、最終的な決め手は最終面接において、代表取締役である谷村さんの魅力に引き込まれたことです。内定をいただいた後もしばらくは迷いましたが、新卒社員であっても、谷村さんを含めた経験の深い方たちと一緒に働けると伺い、エムスリーへの入社を決断しました。

インターンでの取り組み

インターンシップでは、デジスマチームへと配属され業務していました。デジスマとは、医療機関の受診に必要な全てのステップを組み込み、患者様にはワンストップな診療体験を、医療機関様には医療業務のDXや再来促進を提供するサービスです。デジスマ単体でも利用可能ですが、エムスリーが提供するデジカル(クラウド電子カルテ)と連携することで、最大限その機能を引き出してご利用できます。より詳細な解説は以下のスライドをご覧ください。

speakerdeck.com
インターン期間中は、取締役VPoPの山崎さんと、デジスマのPdMを担当されている泉さんにメンターとしてご指導いただいていました。医療というステークホルダーが多い分野でのサービスということもあり、バリューを出すことに苦労しましたが、泉さん、山崎さん(CTO/VPoP)との1 on 1を経る中でなんとかキャッチアップしていくことができました。

インターン中の業務としては、デジスマのKPIを整理し、定点観測するダッシュボードを作成することがメインでした。その中で、退会導線の改善や、薬局、クリニックとの提携改善の提案などを行いました。また、アウトプットにまで結びつけることはできなかったのですが、デジスマを利用している医療機関の見学やヒアリングにも同席しました。

プロダクトマネジメントの学び

インターンをする前にPdMという職種について調べたときは、どんな仕事なのか分かったような分からないような...というような雰囲気の理解でした。実際にインターンをすれば具体的に理解ができると思っていたのですが、最初の1か月はむしろ逆にPdMの責務について混乱する結果となってしまいました。というのも、フラットな組織であるエムスリーでは、エンジニアやデザイナーの方もプロダクトマネジメント的な観点を持って仕事をされている方が多いです。さらに、好奇心が広い自分の性格も相まって、プロダクトマネジメントを学びに来たはずがなぜか営業ロープレ動画を閲覧しているほど、一時期は学びが散逸してしまっていました。

流石にこれではいけないと反省し、途中からはプロダクトマネジメント中心でのアクションに切り替えていきました。具体的には、自分からプロダクトの改善を提案したり、1 on 1で新機能の壁打ちの時間を取りました。そのような経験を経て私が得たプロダクトマネジメントという仕事の解釈は、プロダクトのデザイン、文言から、薬局やクリニックとの提携まで、全てのプロダクト体験を通じてプロダクトの世界観を伝える、というものです。2か月間業務したのに結局抽象的な理解だな、と思われる方もいるかもしれませんが、具体的な業務で限定できない総合格闘技的なものだと私は理解しています。

ただし、一口にプロダクトマネージャーと言っても、その業務は企業や組織によって大きく異なります。なので、あくまでここで述べた解釈はあくまでエムスリーデジスマチームに限定されているものだとご理解ください。

エムスリーの学び

もしかしたらエムスリーへの入社を検討されている方が読まれているかもしれないので、私がエムスリーに感じた印象も記録しておきます。

インターン前に私がエムスリーに抱いていた印象は、「優秀な人が多いが冷たい」でした。周りでもそのようなことを言っている方が何人かいらっしゃったので、おそらくこの印象を抱いているのは私だけではないのだと思います。

実際に働いてみて、その予想はいい意味で裏切られることになりました。今では、圧倒的に優秀で温かい人たちがそろっている組織がエムスリーだと思っています。

そもそも、今回のインターン自体がプロダクトマネジメントを学びたいという私の希望に沿って、人事、PdMチームの方々に調整していただいたものです。インターン中も放置されることは全くなく、毎日のメンターの泉さんとの1 on 1、週一での山崎さんとの1 on 1で気になることを全てぶつけることができました。インターン中だけでなく、インターンが終わった後も、個人的に得たプロダクトの学びを、毎週泉さんに共有しております。皆さんお忙しい中でこれだけの時間を教育に費やしてくださったことは、本当にうれしい誤算でした。もちろんコミュニケーションの方法には個人の好みがありますが、少なくとも私は厳しさも優しさもあるプロフェッショナリズムを感じました。

もう1つ意外だったことは、エムスリーの従業員全員がグループ全体のシナジー最大化を念頭において行動していることです。もちろん、バーティカルに事業を展開している企業が事業間のシナジーを利用したいと考えることは自然ですが、実際の日々の業務の中で、自分のテリトリーだけに利益供与をせず、ハイレベルに全体最適を実現できていることは、組織として非常に魅力的に感じました。インターンの最後には、エムスリーでお世話になった方々だけでなく、エムスリーという組織そのものが私の推しになってしまいました。

インターン中で得た気づきや学びはまだまだありますが、これ以上は書ききれないので先の機会に譲りたいと思います。

インターンを振り返って

このインターンシップの間、毎日が知的刺激の連続で非常に楽しかったです。エムスリーという組織も、プロダクトマネジメントという仕事も、非常に魅力的でした。もし、エムスリーに興味をお持ちの方がいらっしゃったら、ぜひインターンや採用に応募いただけたら嬉しいです。きっと何か持ち帰れるものがあると思います。

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