こんにちは、エムスリー エンジニアリングGの大和です。
11/7 (水) にCrowdWorksさん *1 のオフィスをお借りして、「どこでもKotlin #6 〜Kotlin 1.3の新機能に触れる〜」を開催しました。
今回は、私も登壇者として参加させていただきました。 当日はたくさんの方にお集まりいただきまして、ありがとうございました。
発表内容
今回はタイトルにもありますが、10月末にリリースされたKotlin 1.3 にまつわるテーマでの発表となりました。 当日の発表順に紹介します。
藤原 聖(LINE株式会社所属 / エムスリー株式会社技術顧問)
トップバッターとして、Kotlin Conf 2018 と Kotlin 1.3 リリースの2つのトピックについてそれぞれお話しいただきました。 特に、Kotlinの進化のためにFeedback loopが大事であるという思想が、ExperimentalとしてKotlin 1.3リリースに反映されているという内容が印象的でした。
大和 康平(エムスリー株式会社所属)
Kotlin 1.3 の新機能のうち、Coroutines の初歩的な内容とInline Classes、および標準ライブラリに追加された関数について紹介しました。 実際のコードをベースに紹介したので、お試しいただけると幸いです。
川俣 涼(エムスリー株式会社所属)
JavaのプロジェクトにKotlinを導入した話を通じて、サーバサイドKotlin導入についてお話しいただきました。 Kotlin化のデメリットは「特になし」という話は、以前に別の方に伺った「Kotilnを導入しない理由はない」という意見を想起させる内容でした。 余談ですが、前職が消防士だったという掴みは面白かったです (筋肉.kt *2 にスカウトされていました!!)。
星川 貴樹(エムスリー株式会社所属)
ベータ版に昇格したKotlin/Nativeについて、歴史とともにお話しいただきました。 業務で使用する上でライブラリのサポートは重要ですが、Kotlin/Nativeで使用可能なライブラリは意外と多いということで、 今後の展望にも期待できる内容でした。
長澤 太郎(Ubie株式会社所属 / エムスリー エンジニアリングフェロー)
トリとして、Kotlin1.3の新機能「Contracts」についてお話しいただきました。 Contracts=契約ということで、契約プログラミングの手法と関連付けての説明は大変勉強になりました。 実際に有効なケースも紹介してあり、スライドは必見です。
また、太郎さんからは重大発表があり、太郎さんの写真が フリー素材として利用可能 になりました。 Kotlin 界隈の発展のため、節度を守って使用していきましょう! (エムスリーのイベントでは、太郎さんステッカーを配布しています)
発表してみて
今回登壇者として参加しましたが、対外向け勉強会では初めての登壇となり、当日は大変緊張しました。 しかし聴衆の皆さんが積極的に反応していただいたこともあり、無事に発表を終えることができて安心しました。 発表内容を振り返ると、伝えたい部分を絞りきれていなかったり、盛り上がる部分がなかったりと聞く側のことを考えられていなかったように思います。 次回以降は反省点を活かして、また登壇していきたいと思います!
当日の様子
おわりに
今回オフィスを貸し出していただいたCrowdWorksさんに感謝申し上げます。 準備から片づけまでご親切に対応いただきましてありがとうございました。
どこでもKotlin #6は開催までに間が空いてしまいましたが、今後は隔月開催を目標にしていきますので、引き続き皆様にご参加いただけるとありがたいです。 Kotlinに興味のあるエンジニアの方で、是非登壇してみたい!という方の登壇希望もお待ちしております。
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