エムスリーテックブログ

エムスリー(m3)のエンジニア・開発メンバーによる技術ブログです

pmconf 2025 大阪登壇、東京参加と参考になったセッションを振り返るなど。

皆さんこんにちは、こんばんは。今週月曜日に、3年ちょい使った会社のM1 MacBook Proの日本語キーボードからM4 MacBook Proのいまさら英語キーボードに乗り換えたら、指がつりそうなエムスリー取締役CPO/CAIOの山崎です。でも39年使い続けたJIS配列からANSI配列に2日で完全に慣れた人間の脳の学習能力にびっくりしています*1。たまに「a」打とうとしてCapslock打ってしまったり、「1」を打とうとして「`」打ったり、エンター打とうとして「\」打ったりしていますが、すぐにこれも慣れるでしょう。あと、「@」と「:」の入力にシフトが必要なのも不便ですが、英語キーボードのカッコよさのためには仕方がないと諦めます。

ということで、本日はエムスリー Advent Calendar 2025 24日目の記事を書きます。前日はHi_kingこと弊社CTO大垣の正規表現すぐ忘れるのでビジュアルプログラミングツールを作った ~ Blocklyで簡単にビジュアルDSL作ろう ~でした。いや〜これ見るとScratchとかLEGO Mindstorms思い出しますね。

pmconf 2025 大阪会場で登壇したセッションのキースライド。

エムスリーアドベントカレンダーの他の記事はこちらからどうぞ。

qiita.com

はじめに

コロナ禍を乗り越え、pmconf 2025は久々の物理開催となりました!そして、初の大阪、東京のダブル開催です!オンラインで気軽に参加できるのも便利でしたが、実際に参加してみるとやはり皆でワイワイ集まる物理開催の良さもあるなと実感しています。また、運営スタッフの努力もあって、アーカイブ放送が1ヶ月待たずに公開されたのも嬉しい驚きでした^^。

さて、エムスリーは大阪・京都、福岡にプロダクト開発のサテライトオフィスもあり、関西、九州エリアのエンジニアも積極的に採用しています!これは「乗るしかない、このビッグウェーブに!」ということで、エムスリーはpmconf 2025 大阪会場のゴールドスポンサーをさせて頂きました*2

また、ログラス&プロダクトピープル所属の広瀬 丈さんのご厚意で、東京会場のPMフィッシュボウルのアウターサークル要員としてもお声がけ頂き、大阪の登壇に続き、東京のイベントにも参加できましたので、本日はその振り返りをして、惜しくも参加できなかったプロダクトマネージャーの皆さんに少しでも有意義な情報がお届けできればと思っています。

ちなみにpmconf 2025 大阪開催をへて、早速、PM Kansaiという関西のプロダクトマネージャーコミュニティができたらしいので、紹介しておきます。ここから将来のエムスリー関西拠点のプロダクトマネージャーが誕生することを願っています。

note.com

pmconf 2025 大阪会場の懇親会の図。久しぶりの物理開催でみんな楽しそう^^!

大阪の登壇内容:生成AI時代に未来を切り開くためのプロダクト戦略:圧倒的生産性を実現するためのプロダクトサイクロン

さて、最初に私が登壇したセッションのご紹介です。というか、最初はこれを中心としたブログを書くつもりだったのですが、いいタイミングでProductZineさんでの紹介レポートが出たので、これを紹介するにとどめて、どちらかというと大阪会場や東京会場で参考になったセッションを中心に紹介したいと思い直しましたw。

なので私の登壇については以下、関連サイトや資料を貼っておきますので、ゆっくりご覧ください。

セッションの概要はこちら。 2025.pmconf.jp

ProductZineさんの紹介レポートはこちら。 productzine.jp

登壇アーカイブ動画はこちら。 youtu.be

登壇資料はこちらです。 speakerdeck.com

関連イベント開催します!

2026/1/21(水)に今回の登壇のアーカイブ動画を見て頂いた皆さん向けに、「【pmconf 2025 振返り】AI時代の生産性について皆で語らNight:エムスリーCPOが質疑応答」という題名で質問を中心としたイベントを企画しています。

ひとまず50名抽選となっていますが、オンライン開催ですので、人数が集まるようであれば可能な限り対応したいと考えています。

pmconf 2025 大阪会場のチケット争奪戦に勝てず、惜しくも参加できなかった方、参加できたが、惜しくも山崎のセッションを聞き逃した方、本セッションの資料、アーカイブ動画を視聴して興味を持ってくれた方に対して、Discuss with the Speakerを提供できますので、是非ご参加ください^^。

m3-engineer.connpass.com

懇親会終了後はもちろん2次会へ。こちらもみんな楽しそう^^。

大阪会場での参考になったセッション

それでは、大阪会場での参考になったセッションを3つ+おまけで紹介します。

大阪その1:PdMから事業責任者へ ── AI時代に求められるPdMの視座と構造設計

まず大阪会場1つ目は、株式会社UPSIDER VPoP / UPSIDER AI事業責任者の森 大祐さんとBASE株式会社 執行役員 柳川 慶太さんのダブル登壇でのこちらのセッション。大阪会場朝イチ1発目セッションだったのですが、さすがの鋭い視点で大盛りあがりでした。詳細は柳川さんの下記noteに詳しいのですが、PdMと事業責任者の「違い」と「類似性」、「プロダクトを磨く視点」から「事業を創る視点」への移行でハマりやすい落とし穴、AI時代の「構造」を創る力や、それ以外の重要な能力をどう身につけたのか?、未来のPdM出身事業責任者へのメッセージとテーマが移り変わって、最後は「地道なPDCA」で締めくくるなど、プロダクトサイクロンとの共通点もあって面白かったです。

note.com

大阪その2:その意思決定、まだ続けるんですか?~痛みを超えて未来を作る、AI時代の撤退とピボットの技術~

大阪会場2つ目は、株式会社LayerX バクラク事業部 CEO室 プロダクトマネージャー 加藤 みちるさんのこちらのセッションです。「AI時代の撤退とピボットの技術」という時点で興味津々でした。こちらも「作らないものを決める」より、「やり始めたことを途中でやめる」方が難しくないですか?という重要な問いにフォーカスし、ピボット・撤退をスピーディーに意思決定するための技術が参考になりました。エムスリーでも、一度走り始めたものを止めるのは本当に難しいので、プロダクトサイクロンの前半「探す」「選ぶ」「語合う」でできるだけインパクトのあるものに絞って、「取掛る」を「Done is better than perfect.」の精神で素早く乗り越える、つまりプロジェクト期間を限界まで短くすることによってコントロールするように心がけていますが、いざというときのために頭の隅に入れておこうと思いました。

speakerdeck.com

大阪その3:現役教師のたこ焼き屋さん × 現役PMの駄菓子屋さんが未来に挑む 〜ユーザーコミュニティ主導のプロダクトマネジメント〜

大阪会場3つ目は、かるちべ堂 店長 / 株式会社cultivate 代表取締役 / 株式会社チッピー プロダクトマネージャー 永嶋 広樹さんと、100円たこやき 店長 川人 佑太 さんのダブル登壇のこのセッションです。開始直前に、100円たこやき屋さんのステッカーを配り始めたり、前半はほぼコントでしたw。一方で、後半、「pmconfに集まっているようなプロダクトマネージャーの皆さんはレストランの料理人、私は家庭の料理人」というブリコラージュという概念で、AI時代の新しいプロダクトマネージャー像を引き出し、自分がそれを実践している、という発表は本当にインパクトがありました。

speakerdeck.com

大阪おまけ:リリースしたのに事業成果が出ない!──“セーブポイント”活用とチームの再発見力で、3倍の成果に変えた話

大阪会場おまけは、株式会社LIFULL 「LIFULL HOME'S賃貸」プロダクト責任者 水野 幸恵さんのこのセッションです。最初、タイトルを見たときに、セーブポイント?どゆこと?と思ったのですが、発表の中心にある「定量・定性両面で検証し、これはいける!という確信を持ち、MVPリリースしたのに成果が出ない時に、どこで間違ったのかわからずリセットしがち」という課題設定がめちゃくちゃ共感できる内容で、「ここまでは確実に大丈夫」というファクトを「セーブポイント」と表現するのは、上手いこと言ったな〜と共感しかなかったです。筋の良いアイディアをリセットするのはやめましょう。

www.docswell.com

東京の参加イベントと東京会場での参考になったセッション

これも書こうと思ったのですが、あまりにも長くなりすぎたので年明けに別記事で公開したいと思いますw。

まとめ

いかがだったでしょうか?

本日はエムスリー Advent Calendar 2025 24日目の記事として、pmconf 2025 大阪会場での登壇内容について簡単に紹介し、大阪会場で参考になったセッションを振り返りました。やはりpmconf、日本最大級のプロダクトマネージャーのためのカンファレンスだけあって学びの宝庫でした。運営スタッフの方も本当に大変だったと思いますが、ありがとうございました。

さて、今年も残りわずかとなりました。エムスリーも2025年、色々なサービスやプロダクトを通じて、日本、世界の医療に微力ながら貢献できたと考えています。2026年も引き続き頑張っていきたいと思います。

エムスリーのスタッフ、また、すべてのプロダクトマネージャーとプロダクト開発に携わる人々に、メリークリスマス!

大阪会場となったグランフロント大阪で、お好み焼きランチを堪能する弊社PdM2名。

イベント告知

大事なことなので2回書きます。

2026/1/21(水)に今回の登壇のアーカイブ動画を見て頂いた皆さん向けに、「【pmconf 2025 振返り】AI時代の生産性について皆で語らNight:エムスリーCPOが質疑応答」という題名で質問を中心としたイベントを企画しています。

ひとまず50名抽選となっていますが、オンライン開催ですので、人数が集まるようであれば可能な限り対応したいと考えています。

pmconf 2025 大阪会場のチケット争奪戦に勝てず、惜しくも参加できなかった方、参加できたが、惜しくも山崎のセッションを聞き逃した方、本セッションの資料、アーカイブ動画を視聴して興味を持ってくれた方に対して、Discuss with the Speakerを提供できますので、是非ご参加ください^^。

m3-engineer.connpass.com

すっかり寒くなりましたが相変わらずのタープスタイル。この日は-3.2度でした。

We are hiring!

エムスリーでは、ギークでスマートなエンジニアを中心に、多数のチャレンジに果敢にアタックするプロダクト開発メンバーを絶賛募集中です。

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あ、私が代表取締役社長をやっているエムスリーテクノロジーズ株式会社でも絶賛、プロダクトマネージャー、エンジニア、QA、デザイナーを募集しています!是非チェックしてみてください!

www.m3t.co.jp

*1:Karabiner-Elementsのおかげです。特にcomplex_modifications rulesのFor Japanese (日本語環境向けの設定) (rev 6)作ってくれた人、感謝!https://ke-complex-modifications.pqrs.org/?q=japan#japanese

*2:なのに、当日それをアナウンスすることを忘れたという失態。大変申し訳ございません。