エムスリーエンジニアリングG松原@ma2geです。 builderscon tokyo 2018 に参加してきたのでブログにまとめます。
builderscon ですが、実は 2016 年開催の第1回目からとても参加したかったカンファレンスです。 理由は技術のことであればテーマをあまり絞っていないことでした。 私自身色々な技術が好きで、プライベートではキーボードのファームウェアを弄ってたり、 キャリアとしては組み込みから始まって、サーバサイドに移ったりと色々なことをしています。 ですのでまさに builderscon のようなカンファレンスがあったら参加したいとは常々思っていました。 これまで都合がつかなかったりで参加できていなかったのですが、第3回目にしてようやく参加することができ内容も期待通りだったので感無量です。
特に印象に残ったセッション
Microservices、DB、設計、テスト、IoT と本当に様々なセッションがあったのですが、ここでは特に印象に残っているセッションを2つだけピックアップします。
「ファミコンエミュレータの創り方」
ファミコン世代なのでどうしても見たかったセッションです。 資料の中身もかなり濃くて、どう見ても 60 分で終わらない感じの充実っぷりだったのですが、 終始 LT な感じのテンションで進み、気づいたらちゃんと終わっていました。 発表者の熱がこっちにも伝わってきて、ライブじゃないと味わえない楽しさがありました。 私も機会があったらこの資料を読んでエミュレータにチャレンジしたいと思いました。
ファミコンエミュレータの創り方 - builderscon tokyo 2018
「なぜ私はキーボードを作るのか」
同じ沼に住むもの同士ということで、参加せざるを得なかったセッションです。 自作キーボードでの失敗を惜しげも無く公開してくれていて、かなり盛り上がった発表でした。 この後に自分の発表だったので自作キーボードに対して参加者の方を盛り上げていただけたのはとてもありがたかったです。 「自分に道具を合わせる」というメッセージはプロフェッショナルな印象を受けて心に響きました。
なぜ私はキーボードを作るのか - builderscon tokyo 2018
LT でキーボードのカスタマイズについて発表してきた
Lightning Talk に選んでいただけたので発表してきました。 発表したカスタムのファームウェアは会社の ErgoDox EZ にも入れて使っています。
発表内容の詳細はこちらをご覧ください。
イベントを通しての感想
参加していて困ることはほとんどなくて、休憩にコーヒー飲みに行ったり、うまい棒もらったり、WiFi も繋がるし快適でした。 強いて言えばランチがあるのかないのか良くわかっておらず、 弁当売り切れっぽい状況からランチ探すことになったり(ランチ情報のおかげでそんなに困らなかったですが)、 電源がなかったので LT するまで電源切らさないように気をつけないといけなかったくらいでしょうか。
セッション関連
相当数ある CFP をくぐり抜けて来ているだけあって、参加したどのセッションも参加していてよかったと感じることができる内容でした。 あと質問も比較的長めに受け付けてくれるので、理解が深まったり、双方向のコミュニケーションが生まれるきっかけになってよかったです。 人気セッションだとすぐに立ち見になっちゃうのが少し厳しかったですね。 動画公開される前提でいくつか参加を諦めたセッションもありました。
サポーター特典
今回サポーターチケットで参加したので電子ガジェット(電子名札)を受け取って遊びつつセッションを聞いていました。 電子ペーパー付きって結構珍しいので、これから会社で色々試してみようと思います(参加費用を会社で出してもらっています)。 イベントで電子ガジェットつき、しかも自分でカスタムできるものがついてきたのは、とても面白かったので次も期待しています。
#builderscon 設定できた!電池切っても表示され続けてくれる! pic.twitter.com/LDvLeqR3cj
— taka (@ma2ge) 2018年9月7日
まとめ
あれだけ人が参加しているイベントで、大きなトラブルもなく進行していたのは発表者、参加者、スタッフの皆様のおかげかなと思います。 技術を楽しむことに集中でき、とても満足できたので、本当にありがとうございました。
エムスリーも色々な技術を使っており、9/27(木) に行う M3 tech meetup でも、9/18(火) に行う OSS もくもく会第4回でも技術に縛りはありません。 もし興味がありましたらご参加お願いします。
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エムスリーにはカスタムしたキーボードを使っていたり(そのうちキーボード特集したい)、IoT ガジェットを趣味で作っている技術好きなエンジニア達がいます。 そんな仲間達と一緒に、手を動かし、技術で医療の課題を解決するエンジニアを募集しています。興味を持った方はぜひ下記リンクよりご応募ください!