iOSDC Japan 2019にブースを出展しました #iosdc

こんにちは、エムスリーのエンジニアリンググループの渡辺です。

エムスリーは、9/5（木）〜9/7（土）に開催された iOSDC Japan 2019 にゴールドスポンサーとして協賛、ブース出展を行いました。当日は多くの方に弊社ブースを訪れていただき、ありがとうございました。

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アンケート

2日目と3日目それぞれで、ブースを訪れていただいた方にアンケートにお答えいただきました。投票総数は368票でした。ご協力いただき、ありがとうございました。

2日目

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3日目

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Q1: DIライブラリは何を使っていますか？

ライブラリ名	票数
Typhoon	0
Swinject	5
Cleanse	0
Needle	1
その他	3
使ってません	19

DIライブラリは有名所の Swinject が多く使われているようです。ライブラリ未使用に関してはVanilla DIを採用、またはDIしていないという回答でした。エムスリーで現在開発中のアプリでは、 Needle を利用しています。

Q2: あなたのプロジェクトは現在何人で進めていますか？（エンジニア全員で）

人数	票数
1〜3	36
4〜6	37
7〜10	14
11〜15	11
16〜20	5
21〜	8

比較的少人数での開発が多いみたいですね。 21人以上の大規模プロジェクトがそこそこ多いことに驚きました。基本的にはサーバサイドのエンジニアの割合が多いという印象でした。

Q3: network debugging toolは何を使っていますか？

ツール名	票数
Charles	36
OWASP ZAP	1
Burp	2
Fiddler	2
Wireshark	17
Xcode Instruments	20

こちらも有名所の Charles が最多で、続いて標準で使える Xcode Instruments、iOS以外の開発でもお馴染みの Wireshark が並びました。

Q4: Firebaseの何を利用していますか？

機能	票数
Analytics	40
Cloud Messaging	27
Authentication	7
Cloud Firestore	11
Cloud Storage	6
Remote Config	23
Test Lab	0
Crashlytics	32
その他	5

Firebaseは複数の機能を利用する場合が多いため、票数が多かったです。 Test Labは利用されている方を見つけられませんでした。個人的に気になっているので、Test Labはそのうち試したいと思います。

所感

私はiOSDC Japan 2017から参加しているのですが、毎年素晴らしい発表ばかりで、iOSDC Japan特有のお祭りのような空気感が参加のモチベーションになっています。今回、特に印象に残った発表を2件紹介させていただきます。

Swiftにおけるインポートとリンクの仕組みを探る

1つ目は kishikawa katsumi さんの「Swiftにおけるインポートとリンクの仕組みを探る」です。

iOSアプリの開発で外部のライブラリを利用するとき、CocoaPodsやCarthageを利用します。利用するときは簡単に扱える反面、エラーが発生したときは原因を探るのが非常に難しいです。この発表ではライブラリの内部の構造や、どのようにリンクされているのか、また原因の調査方法についてとてもわかりやすく説明されています。

スナップショットテスト実戦投入

2つ目は Tomohiro Imaizumi さんの「スナップショットテスト実戦投入」です。

現在開発中のiOSアプリでもスナップショットテストを導入しています。初期設定やハマりポイント、効率化できそうな話を聞くことができ、大変参考になりました。

勉強会のお知らせ

ブースに訪れていただいた方にもご紹介しましたが、エムスリーはiOSやその他様々な分野に関わる勉強会を主催しています。
次回は10/9（水）にGraphQLがテーマの勉強会を開催します。エムスリーは一部のサービスでGraphQLを利用しており、現在開発中のiOSアプリでの導入事例も紹介予定です。すでに定員オーバーなのですが、当日までにキャンセルが発生する可能性もあるので、ご興味ある方はぜひ参加登録をお願いします。

m3-engineer.connpass.com