エムスリーエンジニアリンググループ QAチームの城本です。BIRでアンケートシステムのQAを担当しています。最近E2Eの自動テストを導入した際に、フレームワークの選定や作成後の運用で考えたことを紹介します。
E2E自動テスト導入の動機
今回E2Eテストの導入対象としたのは、ここ一年くらいで開発からサービスインに至ったアンケートシステムです。システムの仕組みはこちらの記事でも紹介されてますので、よかったらご覧ください。
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当初このシステムに対しては、UIを変更する可能性も大きかったため修正コストの方がかさむと考えE2Eテストは導入していませんでした。サービスインしてしばらくすると、安定的に稼働し始めたこと、機能追加も回り始めたこともあって、E2E自動化の検討を始めました。
小さく始めることにし、E2E自動化の対象は以下2点をカバーすることとしました。
- アンケートの回答画面で必須回答項目が回答された状態で回答の提出ができること
- ありえそうな回答ミスをした際に正しく回答できないこと
失敗したときに特にリスクの高いところを選んでいます。
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