この記事はエムスリー Advent Calendar 2018 の19日目の記事です。
こんにちは。エンジニアリンググループの池田(@progrhyme)です。
去る12/15(土)、ベルサール新宿グランドにて、日本最大のJavaコミュニティイベントであるJJUG CCC 2018 Fallが開催されました。
エムスリーは今回、ゴールド&ブーススポンサーとしてイベントを後援させて頂きました。
私にとっては2回めのJJUG CCC参加となりました。 今回、私はブース担当者の1人として来場者に弊社の紹介などをする傍ら、合間を縫っていくつかのセッションや懇親会にも顔を出すことができました。
本稿では、これらの模様をざっくりとレポートしたいと思います。
目次
- エムスリーエンジニアの登壇セッション
- スポンサーLT:エンジニアリング組織紹介
- スポンサーブースと「Kotlin Puzzler」
- その他のセッション等について
- 懇親会
- まとめ
- Kotlin/Java/Scalaエンジニアを募集しています!
エムスリーエンジニアの登壇セッション
弊社からは、エンジニアの滝安(@juntaki)と星川(@oboenikui)の2名により、『エムスリーでのKotlinへの取り組み』という題で登壇しました。
発表で使用した資料は既に公開されています。
内容は、弊社の数々のプロジェクトにおいて、どのようにKotlinの導入やKotlinによるリニューアルを進めて行ったかという、言わば「Kotlin in エムスリー総集編」のような形となっています。時期的には2016~2018年の話です。
発表は前後編に分かれており、前半は滝安が主にサーバーサイドKotlinの話を、後半は星川がAndroidアプリにおける取り組みを紹介しています。
Kotlinを使っているプロジェクト、これからKotlinを導入しようとしている方々にとって、きっと参考になるTipsがあったのではないかと思います。
本セッションについては、後ほど登壇者からのレポートブログも予定していますので、そちらもお楽しみに。
スポンサーLT:エンジニアリング組織紹介
午後の休憩時間中に、弊社VPoEの山崎から3分間のLTを行いました。
タイトルは『M3 Engineering Group』で、エムスリーの事業や組織構成、エンジニアメンバーや直近のチャレンジ、プロジェクトと盛りだくさんでお届けしました。
…実際には、3分間の持ち時間に対してスライド枚数が34枚と多すぎたようで、まとめにたどり着く前に時間切れとなってしまいました。
こちらも資料を公開していますので、是非ご覧ください。
スポンサーブースと「Kotlin Puzzler」
順番が前後しますが、当日は朝9時ごろから現地に入り、ブースのセットアップを行っていました。
早めに来た甲斐があって、10時には万全の態勢を整えることができていました。
ブース準備できました! ルームKでお待ちしています! #jjug_ccc pic.twitter.com/jSJk3OCe1D
— M3 エンジニア公式 (@m3_engineering) December 15, 2018
後ほど、技術顧問の藤原さんも顔を出してくれました。*1
さて、ブース内で特に人気のあったコンテンツが、上のツイート内の写真右側にある「Kotlin Puzzler」です。
こちらは、セッション登壇者の1人である星川が考案したもので、既に彼自身による解説記事が掲載されています。
私の見たところ、多いときで5名ぐらいがパネルの前にたむろして頭をひねってくれていました。中には10分以上も考えてくれる方もいました。
こちらのクイズをきっかけに、来場者に話しかけるタイミングを得られ、上のセッションやエムスリーの紹介につなげることができました。
どんな問題だったか、興味のある方はぜひ上の記事をご覧になり、解答を見る前に少し考えてみて下さい。
その他のセッション等について
私はエムスリーのセッションを除いて、以下の2つのセッションを聴講することができました。
1つ目のパフォーマンス分析に関するセッションは、perf toolsを使った実践的なパフォーマンス計測・分析手法に関する内容が主で、発表者の米司氏が開発したAvalancheというツールで、ある程度の作業が自動化できるということでした。
2つ目のKubernetesについてのセッションは、発表者の寺田氏がMicrosoft所属ということもあってAzure寄りの内容もありましたが、現時点でDockerコンテナやKubernetesを使う上で気をつけるべきTipsが多く盛り込まれていました。
その他にも色々と気になるセッションがあったので、しっかりフォローしておきたいと思います。多くのセッション資料は https://github.com/jjug-ccc/slides-articles-2018Fall に集まっています。
懇親会
前回同様、今回も会場では回るお寿司が提供されました。*2
例によって、会場前方ではLTが行われていました。
私はときどきLTを聴きながら、参加者やスピーカーの方々と話をしていました。上で挙げた2セッションの両スピーカーとも話すことができ、気になったことなど聞くことができたので、大変有意義でした。
まとめ
本記事では、JJUG CCC 2018 Fallについて、以下の2項目をレポートしました。
- エムスリーメンバーの登壇セッション・LTやブース出展内容
- 筆者の参加したセッションや懇親会など
長丁場でしたが、とても充実した一日になりました。
エムスリーは、今後もこういったソフトウェア開発に関わるコミュニティイベント等を支援していきます。
またどこかでお見かけする機会があれば、よろしくお願いします!
Kotlin/Java/Scalaエンジニアを募集しています!
エムスリーでは、Kotlin / Java / Scalaでアプリケーション開発したいエンジニアを募集しています! JVMのパフォーマンス分析やチューニングが好きなSREも募集しています!
ご興味のある方は、下の採用ホームページ末尾のフォームからお気軽にカジュアル面談やM3 テックトークに申込みください。
*1:同JJUGイベントにて、藤原さんもKotlinについて発表されていました…『生粋のKotlin LoverによるLINEのKotlinの話』
*2:寿司スポンサーは、LINE株式会社様