エムスリーテックブログ

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登壇経験無しの私がなぜ2週間連続で登壇できたのか

この記事は エムスリー Advent Calendar 2019 の18日目の記事です。

こんにちは、エンジニアリンググループ マルチデバイスチームの大和です。

先月の半ばから末にかけて、JJUG CCC 2019 FallとDevelopers Boost 2019の2つのカンファレンスで登壇しました。 これまでカンファレンス規模の登壇経験がなかった私が、11/23 (土) と 11/30 (土) の2週間連続 (のハードスケジュール) で登壇したことについてお話します。

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Developers Boost 2019会場そばの夜景 (池袋サンシャインシティの近く)

発表スライドの紹介

JJUG CCC 2019 Fall

「分散トレーシングの技術選定・OSS 貢献, Stackdriver Trace での性能可視化・改善」という題目で、弊社CTOの矢崎 (3日目の記事を執筆しています *1 ) と登壇しました。 前半の「分散トレーシングの技術選定・OSS 貢献」について矢崎が担当し、私は後半の「Stackdriver Trace での性能可視化・改善」について担当しました。

Developers Boost 2019

「新卒一年目でサーバーサイド開発あるあるを踏み抜いてきた話」という題目で登壇しました。 一部JJUGのスライドと内容が重複していますが、新卒で入社後に遭遇した問題について紹介しました。

なぜ2週間連続で登壇できたか

この記事の本題です。 私が2週間連続で登壇できたのは、大きな要因として3つあると考えています。

  1. 業務中にチャレンジできる環境
  2. 多くの登壇機会
  3. 社員のサポート

それぞれ解説していきます。

業務中にチャレンジできる環境

まず、登壇するためには (当たり前ですが) 発表できる内容が必要です。 幸いにして、私には入社してからの1年半を通して得られた経験がありました。

発表スライドにて一部紹介していますが、例として次のような経験をしてきました。

  • 分散トレーシング導入 (Stackdriver Trace)
  • プッシュ通知システムの運用 (PostgreSQL, SQS, Elastic Beanstalk)
  • サーバレスを採用したシステムの開発 (AWS Lambda, SQS, SAM, Terraform)
  • GraphQLを採用したシステムの開発 (同チーム金丸の記事も合わせてご参照ください)

日々ビジネスや技術的な課題が上がってくる中で、学びを得ながら事業に貢献できました。 特に分散トレーシングを始めとした、社内に採用事例があまりない技術を実際に導入して運用できたのは良い経験になったと感じています。 このような経験を得られたため、今回の登壇につなげることができました。

多くの登壇機会

弊社は、技術イベントへのスポンサーや勉強会の開催に力を入れています。 技術イベントに絞った場合でも、今年の4月から現在までに、以下のイベントのスポンサーに協力させていただきました。

技術イベントの参加はもちろんのこと、登壇についても推奨しており度々イベントに弊社社員が登壇しています。 また、スポンサーセッションという形で技術について語る機会もあり、望むことで (その気になれば2週間連続で) 登壇できます。

勉強会についてはconnpass上で募集しているため、併せてご確認いただけるとありがたいです。

m3-engineer.connpass.com

社員のサポート

このAdvent Calendarの記事もそうなのですが、テックブログの執筆については希望制になっています。 テックブログ公開前にSlack上でレビュー依頼を出すと、どこからともなく人が現れ、思い思いにレビューをして去っていきます。

登壇資料についても同じで、まるで常にSlackをチェックしているかのような素早さでレビューや修正の提案をしていただきました。 発表練習についても、1回あたり1時間の複数回の練習に進んで付き合っていただきました。

Developers BoostについてはU30のイベントながら、付き添いという形で弊社VPoE山崎とCTO矢崎に応援に来ていただきました。

このように、厚意から社員同士をサポートする関係が構築されており、登壇に限らずサポートを得ることができる環境です。*10

まとめ

様々なサポートのお陰で、初登壇ながら2週間連続登壇というハードスケジュールを乗り越えることができました。 改めて関係者の皆様にお礼申し上げます。 今後も日々の開発や業務改善を通して知見を集め、テックブログ執筆や登壇という形で還元していきたいです。

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これまでに登壇経験がなくても、やる気があればチャンスをもらえる環境で一緒に働いてみませんか? 興味を持たれた方は是非カジュアル面談におこしください。

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