Unit7 リサーチプロダクトチームの佐藤(@riku929hr)です。 ブログにするのが少し遅くなってしまいましたが、Findy Toolsさん主催のアーキテクチャカンファレンス2025に参加してきました。

弊社VPoEの河合が登壇するセッションもありました!
https://architecture-con.findy-tools.io/2025?m=2025/session/mdl/bFulLl-L
どのセッションも申し込み多数で満席になるのが早く、僕が参加登録したときには埋まっているセッションがほとんどでした。しかし運よくたくさん聞くことができたので、簡単に内容を紹介したいと思います(もう少し早めに申し込んでおけばよかった…)。
セッション
どのセッションも興味深い内容でしたが、個人的に印象に残ったものをいくつか紹介します。
登壇資料は次のリンクにまとまっていました。
DMMプラットフォームのAI推進を支える情報アーキテクチャ
https://architecture-con.findy-tools.io/2025?m=2025/session/mdl/ayjuvLOm
AIとうまく協業していくために、情報を整理・集約しどう活用していくか、DMMさんでの取り組みが紹介されていました。 チームの取り組みとして、AIに渡すコンテキスト情報を集約するナレッジベースをGitHubリポジトリで作成・管理されており、ドキュメントを活用する仕組みを作り実践するのは労力のいることだろうなと想像し、率直にすごいなと思いました。僕のチームでもAIの活用が進んでいますが、より一層AIを活用できるようにしていきたいです。
アーキテクト思考 ― チームでより良い技術的意思決定を導くリーダーシップ
(原題:Architectural Thinking – Leading Teams Toward Better Technical Decisions)
https://architecture-con.findy-tools.io/2025?m=2025/session/mdl/jCaMrybb
アーキテクトとは開発組織においてどのような役割を果たしていく必要があるのか、またそれに必要な考え方や視点は何か、という観点でお話をされていました。 講演では、多くの視点で物事をとらえること、根拠・一貫性のある意思決定をすること、意思決定にはトレードオフが必ず存在することなどが繰り返し述べられました。 特に印象に残っているのは、「右か左か?」と尋ねられたときに「他に選択肢はないか?」と考えてみるのが大事だという言葉で、僕は左右どちらかの回答をしてしまいそうなので、視野を広く持ち続けなければと思いました。
今回はグラフィックレコーディングという、絵図でセッションの内容を記録する取り組みが行われており、わかりやすくてとても良かったです。

視野を広く持つことの重要性を改めて学んだセッションでした。登壇されたGregor Hohpeさんの書籍も読まなければと思いました。
DDDが導く戦略的トレードオフのアート
(原題:DDD and the Art of Strategic Compromise)
https://architecture-con.findy-tools.io/2025?m=2025/session/mdl/jACGoGTg
「ドメイン駆動設計をはじめよう」の著者でもあるVlad Khononovさんの登壇でした。 こちらのセッションでも、意思決定にはトレードオフを伴う、というお話でした。「良いDDD」「悪いDDD」という2つのキャラクターを用いながら、一見すると対立する考え方でも、選択にはトレードオフが伴うことを詳しく解説されていました。単に技術的なトレードオフだけではなく、ビジネス視点、チーム編成などの要素も考慮する必要があることも述べられていて、アーキテクチャの裏にある考慮すべきことの奥深さを感じました。

結合の強度に関する話が出てきていましたが、自分の理解があまりできていなかったので、登壇中に紹介されていた次の本を読んでみたいと思います。
おわりに
設計やアーキテクチャを考えるとき、唯一の正解ではなく様々な要素を考慮しながら最善を見つけていく。その過程は難しく、また面白いなと感じました。もちろん、いかなる場合においても好ましくないアンチパターンもあるでしょうが、広い視野を持ち、事業やチームにも広く目を向けながら意思決定していけるといいなと強く感じ、積読も増えた2日間でした。
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