エムスリーテックブログ

エムスリー(m3)のエンジニア・開発メンバーによる技術ブログです

カジュアル面談をもっと候補者のための場にしたい。

こんにちは。StayHomeでパン作り、お菓子作り、野菜作り、肉体作り、プロダクト作りをしている西場です。 twitterはm_nishibaです。フォローしてくれると嬉しいです。

私は、エンジニア・PdM・事業責任など色々チャレンジしています。気づいたら今年34歳になりました。早いですね。まだまだこれからです。

この記事ではカジュアル面談を提供する側としての学びを紹介します。

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パパ、頑張る・・・!

カジュアル面談を実施してます

エムスリーのエンジニアリングGでは、引き続きエンジニアやデザイナー、PdMなど幅広く募集中です。 一丸となって外部発信を続けた結果、数年前に比べて格段に知名度が上がったと思います。

しかし、「エムスリーは何をやっている会社なの?」という声を聞きます。 そこで、私はカジュアル面談を行い、事業の紹介や働き方などを紹介したいと思っています。

気軽にカジュアル面談に応募してもらうために下記のサイトを作りました。個人的な取り組みです。会社は関係ありません。

1分で応募と日程調整が完了します

(エンジニアとは思えない出来栄えですね。PdMの基本に忠実に・・・!)

実際にここ1ヶ月で25名ほどの人とカジュアル面談をすることができたので、学びを紹介したいと思います。 (皆さん、応募して頂きありがとうございます!!)

そもそもエムスリーのカジュアル面談とは?

たまに「カジュアル面談で志望動機聞かれて、?となった!」というのを見かけます。私も同じ経験をしたことがあります。

DMが来て、カジュアル面談に行ったら、「志望動機は?何をしているの?」といった質問をされ、私が「DMでお誘いがあったので来ました」と答えると「あー、人事が送ったからよく知らないんだよね。」という流れでした・・・ もちろん、そういったカジュアル面談はNGだと私は思います。

私が思うカジュアル面談は下記のようなものです。

  • 候補者は何も準備をする必要がない(※ とは言っても応募条件とかがあれば、それを満たしましょう)
  • 質問をするのは候補者、回答や説明をするのは面談担当者
  • 盛り上がらなかったら、面談担当者の責任
  • 候補者が情報収集をする場

カジュアル面談を行うTips

候補者のことを調べて準備。

候補者が応募のときにwantedlyやlapras等の情報を記載してくれていたら、事前にちゃんと読んでおきましょう。 基本は大事です。過去に私が受けたカジュアル面談では不十分では?と思うことがありました。 基本がちゃんとできているだけで、候補者からの印象は大きく変わると思います。

できれば、候補者の人のスキルセットやキャリアについて、自分や会社がサポートできることは何か?ということを言語化しておきましょう。

note.lapras.com ハイライトを抜粋しておきます。

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ばんくしさんが褒めてくれてるよ!!

話題が尽きないように。

面談担当者は自分が面談時間の間ずっと話し続けても大丈夫なように話題を準備しておきましょう。 候補者の人に「盛り上がらなかった。つらい。」といった思いをさせないように頑張りましょう。

会社紹介スライドなどを用意しておくのもいいと思いますし、同僚に入ってもらうのもいいと思います。

面談時間は短めに。

気軽感があったほうがいいので30分にしています。 昔は60分にしていましたが、長いと候補者にプレッシャーになってしまうかな、と。

また、貴重な時間をいただくので、候補者が途中で弊社に興味がなくった or 満足したのに、こちらのセールストーク(?)を聞かせ続けるのは申し訳ないです。

候補者のニーズを確認する。

面談が始まったら、軽く挨拶や自己紹介をして、候補者が何を聞きたいか?ということを確認しましょう。 また、話しながら適宜、「ここまで質問ありますか?」「話を聞いた上で他に何か気になるトピックはありますか?」など確認すると良いと思います。

感謝して、気長に待ちましょう。

候補者に感謝しましょう。面談担当者も忙しいと思いますが、当然、候補者も忙しいです。 面談終了時には、参加してくれたことに感謝を伝えましょう。笑顔でね。

何度でも言いますが、カジュアル面談は面接ではないので、すぐに選考に進んでくれることは稀だと思います。 ただ、3年から5年くらいで転職するエンジニアは多いと思うので、気長に待ちましょう。

面談担当者のプロフィールを公開する。

知らない人と話すのは緊張すると思います。できる限り面談担当者のプロフィール情報を開示しましょう。

カジュアル面談をもっとカジュアルにするために。

カジュアル面談は良い仕組みだと思っています。やっぱり話してみて初めて分かることもあると思います。 多くの人がもっとカジュアルにカジュアル面談に応募できるようにしたいと思っています。

そこで、私は下記のことに取り組んでいこうかな、と思っています。

  • カジュアル面談は面接でないことを広げる
    • この記事で発信しているように!
    • 私が管理しているカジュアル面談サイト で、適切なカジュアル面談が行われるようにする。
  • カジュアル面談の前後にかかる時間を無くす
    • カジュアル面談の応募フォームを探す時間を削減する
    • カジュアル面談の日程調整の時間を削減する
  • 気軽に応募できるようにする
    • 面談担当者がどういう人かを予め分かるようにする

みんなが幸せな転職ができるように、みんなで盛り上げていきたいですね。

もしよかったら、私が作っているカジュアル面談サイトでカジュアル面談を募集しませんか?下部のフォームより応募ください。

※ 色々書きましたが、私も精進中です。できる限り良い体験を提供できるように頑張ります。

We are hiring!

下記は会社の公式の応募フォームです。ぜひ!!

jobs.m3.com